HOME > 生徒の声 > 名古屋市立大学医学部卒業 神経内科医師 M・Gさん

名古屋市立大学医学部卒業 神経内科医師 M・Gさん

2022年08月25日

中学時代に、1教科たりとも平均点には届かず、平均点数40点をとるほど勉強嫌いだったM・Gさん。

勉強嫌いの中学生がどの様にして現役ドクターになったのか。

彼女が医学部に入るまでを支えた当社とのエピソードを、現役ドクター直筆でコメント頂きました。

医学部に進学後も、そして就職後も、厚い信頼を築けることが当塾の強みです。

 

Q.エストに通った期間は?

私は中学1年生から高校3年生までと、1年の浪人期間の7年間-estに通塾しました。
合格後も大学を卒業するまで-estで教鞭を執るという貴重な経験をさせていただき、それも合わせると13年間お世話になりました。

 

Q.エストに通い始めた当初のエピソード

南山中学に入学してから勉強が大嫌いで全然やらず、試験はいつも1教科たりとも平均点には届かず、それどころかひどいものだと平均-40点なんてとってしまうような生徒でした。
塾長に家庭科まで教えてもらったり、私の汚い鞄を拭 いてもらったりしたことを今でも覚えています。
私が勉強に本腰をいれることができたのは、-estの先生方が私の根性を叩き直してくださったからに他ならないと思います。

 

Q.国公立医学部を目指すにあたって、エストを選んでよかったことは?

勉強を教えてくれる塾はたくさんありますが、-estのように人間性の部分まで育ててくれる塾はなかなかないですし、それなしでは私は医学部に入れなかったと思います。
色々な分野に造詣の深い先生方 が多く、授業で得点につながるけれど教科書には乗っていないような雑学を面白くお話ししてくださり、勉強の楽しさ、おもしろさも教えていただきました。
また、-estには同じように医学部や東大京大を目指す仲間がいたことも大きかったです。
そんな仲間と少人数で授業を日々受け、容赦なく先生に当てられたり、小テストの点数を競いあったりしたことがモチベーションにつながりました。

 

Q.国公立医学部受験に合格するコツは?

私が受験期に心がけてたことは1つめは浮気をしないことです。
塾も単語帳も、問題集もたくさんあって、みんな思い思いにあれがいい、これがいいと話していますが、合うものは人それぞれです。
問題集に難易度の差はありますが、おなじような難易度の問題集であれば、いろんな問題集を中途半端にやるより、自分が良いなと思ったもの1冊を解けない問題がなくなるまで何周でも解いて完璧にすることが大事だと思います。
そして、解答できるようになるだけでなく、解答までの道筋を人に教えらられるくらい理解して完璧だと思います。

2つ目は毎日すこしの時間でも勉強に触れることです。
暗記するようなものは何度やっても時間がたてば少しずつ忘れてしまうものなので、特に英単語、古典単語は毎日無理ない程度に数を決めて覚えていました。

 

Q.現在のお仕事は?

現在私は、町のお医者さんに憧れて内科を選択し、往診医になりました。
診察を通してからだの状態だけではなく患者さん自身のことをよく知って、ご本人、家族が一番納得できる選択をする手助けを行っています。
医療の限界から、残念ながら治すことができないこともありますが、それでもその人の今後の人生を少しでも良くすることを心がけています。
直接「ありがとう」の言葉をいただくことも多く成果を実感しやすく、とてもやりがいのある仕事です。

 

Q.最後に、医学部を目指す方へメッセージをお願いします

皆さんの医者へどんなのイメージをお持ちでしょうか?どんな医者になりたいですか?
患者さんと沢山関わる臨床医が一番身近でいわゆる医者としての姿が想像し易いかと思います。
実際にこの世界に飛び込んでみて、想像以上に色々な道があることを知りました。
手術をする外科医、直接患者さんと関わるのではなく画像で診断の手助けをする放射線科医、研究室で研究に 没頭する研究医、医療に役立つコンピュータープログラムの開発に携わたり、国家試験のための塾の先生であったり、保健所や防疫など公的な仕事であったり、 正しい医療を伝えるための活動であったり、、、。
医師免許の使い方は人それぞれで、実はとってもバラエティのある職業です。
将来どんな医者になるか、今イメージがわかなくても、大学生活や研修を通して興味を持った進路に進み、それぞれに合った働き方ができるところも魅力だと思っています。

医学部卒業後は、思っていた以上に選択肢が多く可能性に満ちあふれた進路です。