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立教大学大学文学部合格 K・Tさん

2023年04月05日

今回は、30点台だった英語が80点を超えるほどの実力になり、この春から立教大学に進学されるK・Tさんとお母様にインタビューしました。
部活動と勉強を両立しながら、難関私立に合格されたK・Tさんの勉強に取り組む姿勢や先生とのエピソード、お母様から見たK・Tさんの変化など伺いました。
これからESTに入塾をお考えの方、受験に成功したい方には必読の内容です!

Q.エストに入ったきっかけを教えてください。

K・Tさん: 中学2年生の時に学校の正門の前でチラシを頂いて、友達と体験授業を受けたのがきっかけです。
塾に行きたいという気持ちがあった訳ではなかったのですが、英語の中村先生の授業を受けた際にすごくわかりやすかったため、「いいな」と思って入塾しました。

お母様:私に相談する前に友達と体験に来ていたそうで、「良かったから入って(入塾して)いい?」という事後報告を受けました。

Q.体験で中村先生の授業を受けられた際に、なぜ「この人に教わりたい」と思ったのですか?

K.Tさん: 一から本当に丁寧に教えて下さってすごく理解しやすかったことと、理解した後に段階を踏んで問題を教えて下さったことで、頭の中にしっかり入っていくのを感じたからです。
自分の中で「理解できていく」という感覚をすごく実感できて、この先も教えて頂きたいと思い入塾を決めました。

Q.塾に通う前の成績の状況や苦手教科などを教えてください。

K.Tさん: 中学を受験してから塾に入るまで勉強は全然していなくて、成績も平均より下の方でした。
周りの子達が勉強し始めた流れで一緒に勉強を始めた形です。
教科としては、暗記することが苦手だったので、社会系の科目がとても苦手でした。

お母様: 入塾前は部活中心の生活でしたね。
中学受験が終わり、勉強から解放されたと感じて部活を楽しんでいるようでした。
しかし本人も、だんだん周りが勉強をスタートし始めた雰囲気を感じたようで、そこから塾の体験に行ったと記憶しています。
当時は勉強についていくのが大変だったのではないかと思いますが、学校での環境も良かったと思います。
周りに勉強を頑張る子がいてくれたので、そこに引っ張られて勉強していました。
あと、苦手教科に関しては、英語も苦手でマイナススタートと言いますか、中学1年生から勉強をしてきていなかったため、学校の勉強でスタートだったところを、ESTの中村先生に「基礎の基礎の基礎」から教えて頂きました。

Q.入塾して成績はどう変わりましたか?

K・Tさん: 英語の点数が元々30点くらいだったのですが、そこからだんだんと良い点数が取れるようになってきて80点、90点という点数もとれるようになっていきました。
また、元々あまり目標を持って勉強していませんでしたが、中村先生の授業を受けていくうちに90点や100点を目標にして勉強することができ、気持ちの持ち方にも変化があったと思います。

お母様: 成績もそうですけど、先生たちに自信をつけてもらったと思います。
漠然とすべての教科を勉強してきたのと違い、ESTさんに入ってからは好き嫌いが自分でもわかるようになり、重点的にやるべきところを自覚しながらできるようになりました。
現状を分析してもらえて、特に数学や英語では進めていくうちに娘も楽しいと感じるようになったようです。

Q.先生からのアドバイスで成果に繋がったことはありますか?

K・Tさん: 中村先生に教えて頂いた言葉で「無理って言葉を言わない方がいい」というものがあって、それを言われてからは最初からあきらめずに踏ん張って頑張るような気持ち、考え方に変わりました。
また、磯部先生が「2つ選択肢があったときに、辛い方を選んだ方が絶対に後悔しない」ということを授業中に教えて下さって、その言葉がすごく心に残っています。
他にも授業中に勉強以外の人生や日常生活の中のことなど、雑談もして下さるところが楽しかったです。
例えば、先生が農業をやっていらっしゃるので、野菜の話をたくさんしてくださいました。
勉強だけでなく、これからの人生にも役に立つような色々なことを教えて頂きました。

Q.勉強と部活の両立で苦労したことはありましたか?

K・Tさん: 部活面でも勉強面でも気持ちは左右されて、すごくメンタルが揺らぐことが多かったです。
部活動が朝練も午後練もあるような忙しい部活で体力的にもすごく大変で、勉強を始めてもすぐ眠くなってしまっていたので、そこは自分との戦いだと思いながら頑張っていました。
隙間時間も使わなければならなかったので、一日中何かをしているみたいな毎日でした。
でも充実していて楽しかったです。

お母様: 指定校推薦を狙っていたので、全体的な評定を上げるために副教科も捨てられないという状況で、とにかく時間もかかり、時間の使い方や計画することが難しかったです。
入塾した中学生のころから「計画してそれを継続して実行していくところまでが大事」と言われていましたが、計画するのは得意でも最後までやり抜くところが苦労しました。
彼女は目標を高く作ってしまうところがあるので、計画はかなりキツキツに作って、それを途中でできなかった時に完璧主義者なので「できなかったからもうだめだ」とやめてしまう所に苦労しました。

高校3年生の頃、部活も受験も成果を出してようやく、自分に合格点を出すことができましたが、小さい目標達成は本当に難しかったです。
本当に一日中塾か学校にいるので、車で塾にお弁当を届けて車中の10分で夜ご飯を食べて自習室に戻るような生活でした。
母としては体力も集中力も落ちていて、それは本当に効率が良いのかと疑問で、「1日休んで家でゆっくり寝たら?」とよく言っていました。

K・Tさん: 塾に友達がいたのでそういう存在がすごく大きくて、塾に通うことが楽しかったところもありました。
辛いだけではなくて、お昼ご飯を一緒に食べたり、一緒に帰ったりといった時間があったからやりきることができたと思います。
一緒に頑張ることができますし、ライバルのような感覚でもありました。
相手の存在も意識することができ、そこが勉強するモチベーションになっていたと思います。

Q.印象に残っているエピソードはありますか?

K・Tさん: 自分では気づいていなかったんですけど、磯部先生から「負けず嫌いだね」と言われて、「あ、自分負けず嫌いなんだ」と初めて気が付いたところがありました。

お母様: 面談でもよく「お嬢さん負けず嫌いですよ」と言われました。
私も言われるまで気が付きませんでしたし、磯部先生はそういう娘の性格を理解した上でやる気を出させて下さるところがすごいと思います。
「友達はこれをやったぞ」「あいつはここまで行ったぞ」と言って、やる気を出させてくださいました。
子供の性格に合わせて対応して下さっていると思います。
先生にそういう性格を気づかせて頂いて、「負けず嫌い度」を上げてもらったところがあると思います。

K・Tさん: あと、自習室があることも良かったと思います。
友達がそばで寝ずに頑張っていると、「負けられないな」と思いましたし、家ではやる気が起きなくて、勉強を一切しませんが、塾に行くと友達がいるのでやる気が出ます。
まるで寝るためだけに家に帰っているみたいに、家にいる時間よりもESTにいる時間の方が多かったと思います。

Q.お母様から見て入塾後に感情の変化や成長を感じたことはありましたか?

お母様: ちょうど思春期になるような中学2年生から高校1年生という大事な時期を見ていて頂いたので、授業を通して「負けず嫌い」など母親からは見えない性格を教えて頂いています。
客観的に言って頂けると、「頑張っているみたいだから見守っていれば大丈夫」と思い、安心して見守ることができましたし、親だけでなく色々な大人に刺激を受けて育っていって、その中でちゃんと生きていっているんだなということが見て取れました。
また、勉強面だけでなく生活面でも、親だけでは教えられないことを塾で教えて頂けていると感じました。
例えば、おすすめの本を教えて頂いて、本の内容に興味を持たせて下さるところです。
家では家族の興味のあるものの中の知識に偏ってしまいがちですが、ESTさんはその範囲外の世界を見せて下さいました。
日本の話だけでなく世界規模の話をして下さり、日本の中の話でも家族では教えられない地域の話をたくさん話して頂き、私自身もよく娘から「先生がこう言っていたよ」と教えてもらうこともありました。
特に英語の世界に関する本に興味を持てたようです。
本の内容に興味を持たせて頂けたことで、そこから映画の話にも広まって、視野が広がっていくのを感じましたし、そういったこともあって文学部に進むきっかけにもなったのかなと思います。

Q.入塾のきっかけにもなった中村先生の授業の魅力は何ですか?

K・Tさん: さっきのお話とも繋がってくるのですが、英語のことだけでなく、色々な雑学もたくさん教えて頂けることです。
それがきっかけで世界のことにも興味を持つようになりましたし、自分の興味が広がるような知識をたくさん教えて下さり、見ている世界が広がったと感じました。

そうしたところがとても良かったと感じています。
また、私の部活のこともすごく気にかけて下さり、部活が大変な時期にも話を聞いてくださいました。
日常生活の悩みもたくさん聞いて下さって、すごく親身になって話を聞いて下さる先生だと思います。
あと、課題を出す加減もちょうどよかったです。
少し大変だけどできなくもないような、あと少し頑張らせてくれるような課題を出してくださいます。

問題も自分の段階にあったものを出して下さって、「なんでわかるんだろう」と思うくらいこちらのことをわかってくださっています。

お母様: 塾で相談すると「こんなことを勉強したい」という漠然としたものを具体的にしてくださいます。
例えば同じ「英語」でも、「話せるようになりたい」「文章を読んで内容を深く勉強したい」という分岐点で、娘は最終的に「文章を読んで内容を読み解いていく方が楽しい」と思ったようです。
その具体的に興味のある分野は、先生とお話しするうちに気づいたようで、私は彼女が文章を読み解く方に興味があるというのは驚きました。

K・Tさん: 進路相談についても学校の先生よりも相談させて頂きました。
高校3年生に上がる時は「英語関係」という大まかな進路しか決めていませんでしたが、その頃、英語の中でもどんな勉強をできる学部や学科があるのか知らなかったところを、中村先生が「ここを見に行くといいよ」「一回ネットで見てみたら?」などと色々教えて下さいました。
長文を読んだ後に普段なら読んで終わりだったところを、中村先生はそこからもう少し知識を教えて下さって「もう一歩先」の考えを深めることができたことで、長文を通して「色々なことを知ること」の楽しさに気づけたので、文学部に進もうと進路を決めることができました。

Q.エストに入塾を検討されている生徒さんにどのようにおすすめしたいですか?

K・Tさん: アットホームで、ひとりひとりに寄り添って下さる塾なので、自分のペースに合わせて勉強や目標を立てられるところがおすすめです。
受付の先生も含めて「話す機会」がすごく多いので、塾に来ることそのものがひとつの楽しみになっているところもあります。
「勉強するだけじゃない塾」だと思うので、安心して先生方についていけば大丈夫だと思います。

お母様: 勉強だけではなく、人格形成も全部見てもらえました。
特に娘は成長期のまだ出来上がっていない時期に入塾したので、この子の尖った所をより鋭く磨いて頂けました。
内面も見て頂けて、体調管理も気を遣って頂き、無理をさせることなく、心身ともにコントロールして頂けました。
自分を出すことができれば、先生たちは性格を理解して、適切なサポートをして頂けるので、安心して任せられると思います。
学校ではなかなか泣き言を言えない子も無理なこと、できないことを相談できる環境ですので、一度足を踏み入れることをお勧めします。

体験を受けるときっと中村先生の「沼」から抜け出せなくなると思います。